おはようございます、かぼちゃです
さて今日は、部下に仕事を任せられない、というお悩みです
この悩みホントに楽(ラク)とはいかないですね、正直 笑
それでも自分の決断を促せ、周囲の力も借りられるアイディアです!
20代30代のビジネスパーソンのお悩みを中心に、もっとも楽(ラク)に解決できる方法ってなんだろう?を提案しています
そのため、解決策も基本は1つだけ!「まずこれをやってみるのがコスパ&タイパが良い」というアイディアを提案するので楽しみながら読んでください♪
今日のお悩み
部下に仕事を任せたいのですが任せられません
理由は、
- 部下にいま仕事を任せるのが適切なのか自信がない
- 部下に仕事を任せると成果が出ないのではと心配している
ためです
どうしたら部下に仕事を任せられるようになりますか?
組織計画を使えば、部下に仕事を任せられる!
なぜ組織計画が解決策になるのか
マネージャになると、部下に仕事を任せる立場になります
ですが「部下に仕事を任せるには」を教えてもらってマネージャになるケースは稀ですよね
そして、マネージャもマネージャになる前はプレイヤー(自分だけで業務を行う人)であるケースが多いため、迷いがあるとつい自分が仕事を引き受けることで組織の成果をマネジメントしようとしてしまう
成果を気にして部下に仕事を任せられないマネージャは、実はそんなに珍しくないんですよね
迷いとは「任せられない理由を解決できるのか」です、理由がなければ「任せられない」で悩まないので
ですがハッキリ言って、任せられない理由は解決しきれないです!
部下に仕事を任せるということは新しいことをさせるということで、不安や心配はぬぐいきれません
部下に仕事を任せられる人はその不安や心配というリスクを取れる人なんですよね
任せられない人の一番の課題はこれと言ってもいいでしょう
リスクを取るにはリターンが必要です、逆にいうとリターンがあればリスクを取れる
現在に取るリスクのリターンは未来に現れるので、その未来を思い描くためのものが組織計画です
つまり、組織計画から、
- 部下に仕事を任せてこんな組織に成長させたい
- 組織計画が達成できれば評価される
など、自身のリターンを認識することで部下に任せる不安や心配というリスクを取る決断ができるわけですね
組織計画から部下に仕事を任せるまで
組織計画から自身のリターンを認識することで部下に任せる不安や心配というリスクを取る決断ができる、といっても不安や心配は十分に小さくしておくかないと部下に仕事を任せることは実現しません
リスクが大き過ぎるとリスクを取ることができず、結局部下に仕事を任せられないので
部下に仕事を任せるためにも、
- 半年後や1年後の組織計画を確認する
- その未来の組織計画では、誰がどんな役割を担っているか、を確認する
- 現在の組織計画と人員が担っている役割との差分を出す
- その差分である組織の成長がマネージャの役割であることを認識する
- その差分を埋めるためには、部下ごとにどんな仕事をいつから任せるべきかを明確にする
- その部下ごとに、任せられない理由の具体的な解決策を検討する
- 残った不安や心配というリスクは、リターンを鑑みて受け入れることで部下に任せる
このように組織計画をもとに任せるべき仕事を明確にして、任せられない理由を具体的に検討して、不安や心配といったリスクを小さくすることで、リスクを受け入れて部下に仕事を任せることが実現します
「組織の成長は部下に仕事を任せなくても教育で促せるじゃないか」という意見もありそうですね
教育を優先すると「習ったからできる」「習ってないからできない」というマインドセットになってしまい、新しいことができなくなります
社会が変わり続けるなかで新しいことができないということは衰退を意味するので
そして、会社は学校ではなく仕事をすることで給料をもらっている場なので、仕事をしてその仕事で成長させることを考えるのが正しいマインドセットを育てます
だから会社は、社員が新しいことでうまくいかなかったとしても給料は払いましょう 笑
楽な方法を提案と言いつつ、結構手間がかかりそうですよね
ですが、きちんとした根拠を用意しておかないと結局途中でまた同じことで悩んだりして時間を浪費するのでやってここは丁寧にやっておく必要があります
ただ、この方法のメリットも大きいですよ
- 未来の計画から逆算することで「部下に仕事を任せるべきか」が明確になり迷わなくなる
- 未来の計画から逆算することで “個人的な指示” ではなく “会社としての計画” として実行できるため自信が持てる
- リターンを認識すると現在の取るべきリスクを上長に説明できる、説明できれば失敗しても大きく評価を下げない
- 部下ごとに任せるべき仕事を明確にすることで、任せられない理由のいくつかは杞憂となることがある
- 部下ごとに任せるべき仕事を明確にすることで、任せられない理由の解決策を周囲と相談することができる
後半2つについてもう少し説明しておきます
部下に仕事を任せられない理由は、
- 部下に任せると成果がでない
- 部下に任せるのに手間がかかる
- 部下にいま任せるべきか迷う
- 部下に気を遣う
など、他にも様々な理由があるかと思います
こうした心配事は、抽象的なときほど大きく具体化することで小さくなりがちです
「いますぐ任せなくて良さそう」「この部下にこの仕事なら心配しなくて良さそう」など具体化することで小さくなります
そして、抽象的では人に相談しても時間ばかりを浪費しますが、具体化すると人に相談し解決策が出やすいです
それこそ、任せられる部下からしても、会社から期待される役割とそのために必要な仕事は他人事ではないので、任せる部下と相談して解決策を出しても良いですね
マネージャの役割は、“解決策を出すこと”ではなく“解決までを管理し実現すること”です
解決策を1人で悩むのではなく、積極的に当事者と相談しましょう
ただ、持ちかける相談は具体的であることです
自分と相談相手の時間を使うことになるので、何がしたいことで、そのための解決すべき課題が何か、は整理してから相談しましょう
このように組織計画を見れば、
- 部下に仕事を任せるべきと自信が持て
- 任せられない理由の具体的な解決策を周囲と相談して小さくでき
- 未来に得るリターンを認識して、残ったリスクを受け入れることができる
結果、部下に仕事を任せることができるはずです
今日のまとめ
もし、組織計画がないなら…それはマズイですね
管理には計画が必要です、マネージャになったら計画の有無は確認し、必要な計画はきちんと立てないとですね
今日のお悩みは以上
読んでくれてありがとう! 今日も良い1日を!